思うように仕事が覚えられない
深夜バイトを始めて一番苦しかったのは、「仕事が覚えられないこと」でした。
特に調理作業です。
10年以上前に飲食店勤務経験はあったものの、調理はたまにしかやっていませんでした。
実際に作ってみないと手順は覚えられないのだが、深夜帯はお客さんが少ない日が多く、まったく調理しない日もある。
そのため、次に作るときには手順を忘れてしまうのです。
「向いていないのかもしれない・・・」
何度教わっても覚えられない。
できない。
また失敗する。
そんなことが続くと、
「私には向いていないのかもしれない」
と思うようになりました。
締め作業は少しずつできるようになっても、調理になると頭が真っ白。
毎日毎日落ち込み、時間があれば手順を思い返していました。
車の中で涙が出たことも
仕事が終わり、車に乗った瞬間に涙が出たこともあります。
「どうして覚えることができないのだろう」
「バイトでこんなつらい思いをしなければいけないのか」
そんな気持ちでいっぱいでした。
何度も辞めようと思いました。
それでも続けられたのは、やはり収入面への不安があったからです。
「ここで辞めるわけにはいかない」
その気持ちだけで踏ん張っていた時期でした。
そんな苦しい日々が続く中、思いもよらない転機が訪れます。

